ホームページを見てもらうには?自社サイトを知ってもらう方法について

せっかく情報発信のためにホームページを作ったのに見てもらえないと、作った意味がありませんよね。ここではホームページをより多くの人に見てもらえる、知ってもらうための方法についてご紹介します。

 

■お客様は検索からホームページにたどりつく

 

インターネットで何か知りたいことがあれば、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用していませんか。

インターネットで情報を探している人は、ほとんどがGoogleやYahoo!などの検索エンジンで、知りたいキーワードを入力して検索を行います。そして検索結果から知りたい情報が掲載されていそうなホームページにいきます。

つまり、多くの人は検索からホームページにたどりつくのです。

もし自社のホームページを見てもらう、知ってもらうためには、まずはGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索されるホームページにする必要があります。

 

 ■検索エンジン最適化(SEO)について

 

ではどうしたら検索エンジンで検索されるホームページにすることができるのでしょうか。

情報を検索エンジンで探している人がホームページを見つけやすいように対策することを検索エンジン最適化(Search Engine Optimization:SEO)と言います。(以下、SEO対策と呼びます)

まずホームページを作成する人、あるいは運営する人はSEO対策を行っていくことが重要です。

このSEO対策について、検索エンジンを提供するGoogleは、Google検索と相性の良いウェブサイトを作成する方法として「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」を提供しています。

 

日本国内で利用されている検索エンジンシェアはGoogleが約7割、Yahoo!が約2割(2018年、StatCounter Global Stats調査より)となっています。

Yahoo!はGoogleの検索エンジンを利用しているため、実質のところ、日本ではGoogleの検索エンジンが約9割利用されています。

つまり上記のGoogleが提供するガイドラインにそってSEO対策を行っていけば、検索されやすいホームページを目指していくことができます。

 

ではウェブマスター向けガイドラインの「一般的なガイドライン」とはどのようなものでしょうか。簡単に解説します。

 

■Google がページを検出できるよう手助けする

 

検索エンジンは、 インターネット上に存在する膨大な数のウェブページを、 ウェブサイト上のリンクを辿ることで収集し、収集した情報を分析した後で、データベースに登録・整理します。検索エンジンはデータベースに登録・整理した情報を、検索キーワードに合わせてユーザにとって適切と判断した順番に並べています。

つまり検索結果に表示されるには、自社のホームページがGoogleの検索エンジンデータベースに登録・整理される(インデックスされる)必要があります。

このインデックスをされやすくするために、Googleはウェブマスター向けガイドラインの「一般的なガイドライン」にて「Google がページを検出できるよう手助けする」手法を紹介しています。

 

代表的な方法はインデックスへの登録をGoogleにリクエストする方法です。

ホームページを作成もしくは更新を行ったら、まずサイトのページが全て正しくインデックスされているかを確認しましょう。

インデックスされているかどうかは、検索窓に「site:」を付けてからサイトのホームページの URL を検索することで確認することができます。検索結果に表示された場合、サイトはインデックスに登録されています。

もしインデックス登録がされていない場合はGoogle Search ConsoleにてURL検査ツールを使用してインデックスをリクエストするか、サイトマップを送信する方法があります。

 

またホームページを公開したことを多くの方へ通知することも重要です。

たとえばブログ記事やSNSなどで知らせることや、URLを名刺やメールの署名、会社案内や商品パンフレットに掲載するとよいでしょう。

 

■Google がページを理解できるよう手助けする

 

Googleにサイトが認識されるとGoogleが次は中身の確認をしていきます。そこでガイドではGoogleがページを理解しやすいように以下の方法を紹介しています。

  • 豊富なで役に立つ情報でかつ分かりやすいものとする
  • ユーザが検索する可能性の高いキーワードをサイトに含めるようにする
  • titleタグとalt属性の説明を分かりやすく正確なものにする
  • ユーザに分かりやすいページ階層とする
  • 画像、動画などを使用する時はGoogleのおすすめの方法に従う
  • コンテンツ管理システム(CMS)を使用する場合は、検索エンジンによるクロールが可能なページとリンクを作成する
  • サイトの重要なコンテンツをトップページに表示する
  • 広告リンクを使用する場合はクローラーが広告リンクを辿らないようにする

 

 ■訪問者がページを利用しやすいよう手助けする

 

Googleはホームページを作成するにあたって検索エンジンではなく、ユーザの利便性を最優先に考慮してページを作成することを基本方針としています。そのため訪問者が利用しやすいホームページを作成するために以下の方法を紹介しています。

  • 重要な表示は画像ではなくテキストを使用する。画像を使用する場合はalt属性に簡単な説明テキストを記載する
  • リンクが正しく表示出来ることを確認する
  • サイトの表示速度を早くする
  • パソコン、タブレット、スマートフォンを含む、あらゆる種類やサイズの端末に対応したサイトデザインにする
  • サイトが各ブラウザで正しく表示出来るようにする
  • サイトのHTTPS化を行い、通信を暗号化する

 

■まとめ

自社のホームページを見つけてもらう、知ってもらうには、検索エンジンのしくみを理解したうえで、ユーザが分かりやすく利用しやすいホームページ作成を心がけることが重要です。

 



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