チラシからホームページに誘導する効果的な方法とは?

チラシからホームページに誘導する効果的な方法とは?

気になったことはすぐに手元のスマートフォンでアクセスすることができる現在、チラシをきっかけにホームページへアクセスしてもらうことも、ホームページ集客の手法のひとつです。そのためチラシなどの紙媒体とホームページを連動することがポイントとなります。今回はチラシからホームページに誘導するための効果的な方法をご紹介します。

 

■ユーザ行動をふまえた導線設計

 

まずチラシを利用してホームページに誘導していくためには、チラシを見るユーザがどんな行動を経てホームページに来るのか、ユーザ行動を想定することがポイントです。ユーザ行動を想定したうえで、どうしたらホームページに来たくなるのか、ホームページに来た時にはどんな情報を提供するかを検討していきます。

 

ユーザ行動をふまえて段階ごとに対策を検討してみる

1.チラシを受け取る

→ターゲットに届けられるのか

2.情報に興味をもつ

→ターゲットが興味をひく内容か

3.ホームページにアクセスする

→ホームページにアクセスしやすいか

4.ホームページで情報を確認する

→ランディングを想定しているページに的確な情報があるか

 

■チラシはターゲットへリーチするようにする

 

チラシからホームページへ効果的に誘導するには、想定しているターゲットの手元にチラシがいくことが最重要です。そのため、チラシがターゲットのもとに届くように、ダイレクトメールやポスティング、新聞折り込み、配布、設置など、どういった方法が的確かを検討します。

 

■ターゲットが興味をもつチラシ内容にする

 

制作するチラシはウェブとの連動を想定しているため、まずターゲットの興味を引き、それからホームページに行きたいを思わせるような内容である必要があります。

 

ターゲットの関心を引き付けるには、手元にチラシが届いたときに、何のチラシであるのかがわかるようなキャッチコピーや、デザインを心がけるとよいでしょう。

 

さらにチラシの内容については、いかにホームページに誘導し、ホームページ上でユーザにしっかりと情報を提供できるかがポイントです。

そのため、すべての情報を掲載するというよりも、ターゲットの興味をふくらませるような必要最低限の情報にとどめ、誘導先のホームページで詳細をみてもらうような内容を検討しましょう。

 

■チラシからホームページにアクセスしやすいようにする

 

さらにチラシではターゲットがホームページへ行きやすくする工夫が必要です。チラシにはホームページへのアクセス手段として、以下の記載があるとよいでしょう。

 

・検索キーワード
・QRコード
・ホームページURL

 

検索キーワードについては、意図しているホームページがその検索キーワードで検索したときに検索結果に上位表示されることがポイントです。あらかじめきちんとSEO対策を行い、実際に検索キーワードで表示されるか確認を行いましょう。

 

QRコードについては、発行の際に印刷物で使用することを想定した解像度やデータ形式を採用しましょう。また実際にチラシに記載のQRコードからホームページに流入があったのかを解析できるように、解析可能なURLを発行した上で、QRコードを生成することもおすすめです。

 

■ホームページで的確な情報を提供する

 

ホームページではチラシから誘導したターゲットがやってくることを想定し、掲載場所や掲載内容を準備します。

 

掲載場所となるホームページについては検索キーワードで検索した際に、ターゲットがたどりつけるようにSEO対策を実施します。ページタイトルやページ概要についてもチラシと連動し、ターゲットが検索結果から発見しやすいようにしましょう。

 

またどれくらいのターゲットがホームページをアクセスしたか効果測定を行うためにGoogleアナリティクスの解析コードを設置することも忘れないようにしましょう。

 

掲載内容についてもチラシと連動するコピーやデザインを用い、チラシの延長上にホームページがあるという流れになることが重要です。そうすればターゲットが自然とホームページの内容に入っていけるようになります。

 

また掲載内容はチラシの掲載内容を踏まえ、より詳細な情報やメリットについて情報提供するようにしましょう。ターゲットはより詳しい情報を求めてホームページにアクセスしてきているので、求める情報を的確に提供することが大切です。

 

■効果測定を行う

 

実際にチラシからホームページ誘導を行うにあたって効果測定を行うことも、より効果的な施策へブラッシュアップするために大切なことです。

 

まず施策を実施したらGoogleアナリティクスを利用して効果を把握してみましょう。

 

チラシがターゲットに到達してから、対象のホームページにはどれくらいの訪問者数があるでしょうか。またその訪問者はどんな検索キーワードや参照URLでホームページに流入したのでしょうか。

 

実際にチラシに掲載した検索キーワードや、QRコードからの流入であればチラシの誘導によるものであるとわかります。この結果から、チラシの訴求効果があったのかが把握できます。

 

またこれらの訪問者が対象のホームページでの滞在時間や、ページ離脱率、次の参照ページを確認することでホームページの内容がターゲットにとって有益であったのか、次のアクションへつながったのかが確認できます。

 

■まとめ

 

ホームページ集客方法の一つとしてチラシからホームページに誘導する効果的な方法をご紹介しました。まずはターゲットの行動分析のうえ、それぞれの行動に沿った訴求や対策を設計していくことが大切です。さらにあらかじめ効果測定が可能なようにしておくことで、施策の効果を把握し、より効果的な方法へつなげていくことがポイントです。

 
 



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