LTE対応パソコンとは？メリットや選ぶポイントを紹介

リモートワーク時代になり、仕事の効率化を図るために職場以外に、自宅やコワーキングスペース、カフェといった様々な場所でテレワークを行うことが当たり前になってきました。

しかし職場以外で仕事をするときにはインターネット接続の課題があります。

LTE 対応パソコンは、インターネット接続の課題をストレスフリーで解決できる機材として現在、最も注目を浴びています。

1. LTE 対応パソコン（SIM フリーパソコン）とは？

LTE 対応パソコンとは SIM フリー対応のノートパソコンであり、スマートフォンと同様な性質があります。電源を入れれば常時インターネットに接続できるのが特徴です。

LTE 対応パソコンの仕組みはスマートフォンと同じであり、SIM カードに対応していることです。よって、LTE 対応パソコンは SIM フリーパソコンとも呼ばれています。

LTE 対応パソコンでない場合、出先ではテザリングやポケット Wi-Fi を使用してインターネットに接続したり、または飲食店などのフリー Wi-Fi を利用したりすることになります。

しかし特に移動の多い営業職やモバイルワーカーの方々にとっては、都度インターネットに接続する手間の積み重ねがストレスであり、機会損失の原因になります。

その点、LTE 対応パソコンは電源が入ればインターネットに接続できるため、生産性の上で、非常に理想的な機材です。

またフリー Wi-Fi には情報漏洩やハッキングを受ける、大きなリスクが存在します。悪質なハッカーがパソコンに侵入する手段として、飲食店などが提供しているフリー Wi-Fiを偽り、偽のフリー Wi-Fi を用意することも問題視されています。

LTE 対応パソコンなら契約しているモバイル通信を利用するので、セキュリティの面でも安心して利用ができます。

2. LTE 対応パソコンと LTE 無しパソコンとの比較

LTE 対応パソコンとLTE 無しパソコンにはどのような違いがあるのでしょうか。リモートワークでの利用を想定して比較してみます。

まず荷物の負担です。LTE 対応パソコンであれば、モバイルのWi-Fi ルータ、スマートフォンなどの端末や電源が必要ないため、持ち出す機材が少なく済みます。Wi-Fi ルータ、スマートフォンの充電切れのストレスも考えなくてもよくなります。

また接続のためにルータを起動したり、スマートフォンの設定を毎回行う必要はありません。スマートフォンでのテザリングの場合は、電話がかかってきたときやスリープするとネットが切断されることもあります。

企業の情報資産管理においても LTE 対応パソコンの方が有利です。
資産規模にもよりますが、30 台のノートパソコンと30台のポケット Wi-Fi を用意するのか、30 台の LTE 対応パソコンだけを揃えるのか検討してみてください。
LTE 対応パソコンで揃えた方が機材管理や業務遂行のスピーディーさから考えても有利です。

リモートワークが当たり前となった中では、LTE 対応パソコンを選択肢として選ぶことが自然ではないでしょうか。

＜LTE 対応パソコンと、LTE 無しの普通のパソコンでリモートワークする場合の比較表＞